山口県柳井市伊保庄地区コミュニティ協議会

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てくてく伊保庄・2024/03/14

伊保庄の中学校

令和2(2020)年に閉校した柳井南中学校体育館には、伊保庄の中学校遍歴がわかる航空写真が飾られています。
伊保庄に中学校が創立されたのは、新制中学校(現在の中学校)が発足した昭和22(1947)年で、翌1948年に伊保庄マリンパークに近い場所(現マリンホーム一楽辺り)に校舎を建設しています。その後、人口の流出などから、昭和40(1965)年阿月中学校と統合、これを機に名称を柳井南中学校と改め、校舎の老朽化に伴い、昭和42(1967)年に新校舎へと移転しました。

旧伊保庄中学校

旧伊保庄中学校の空撮。右上にはマリンパーク整備前の黒島海岸が写っています。
現在、この場所はマリンホーム一楽、黒島会館などが建っています。
 

旧阿月中学校

統合前の阿月中学校。世良修蔵屋敷跡の近くにありました。統合から半世紀以上経った跡地には草木が生い茂り、当時の面影は残っていません。
 

旧阿月中学校相浦分校(旧相浦小学校)

明治7(1874)年創立の旧相浦小学校には、昭和22(1947)年から昭和39(1964)年までの17年間、阿月中学校相浦分校が併置されていました。写真右上の建物と石垣が、現在も相浦賀茂神社の参道入口横に残っています。映画「きけ、わだつみの声」ロケ地のひとつです。
 

旧柳井南中学校

昭和58(1983)年に撮影された旧柳井南中学校の航空写真。創立当初は400人近い生徒が在籍していました。
耐震未対応の校舎は立ち入り禁止になっていますが、体育館とグラウンドは春まつりや公民館まつりなど、伊保庄のイベント会場に利用されています。

参考文献 :「柳井お宝マップ 伊保庄地区編・阿月地区編」豊笑家倶楽部