山や里が一斉に華やぐ春の楽しみは、山菜採りや花見などです。少しづつ広がる緑の絨毯に小さな色を落とす野の草花、鏡のように反射する水田などが散策の気分を盛り立てます。
4月に開催される「いほのしょう春まつり」は、まつりの開催が近づくと、当日の晴天を祈って、地元の小学生や有志が作った「てるてる坊主」を会場前に取り付けます。
まつりでは、様々なステージイベントの他、輪投げやスケッチなどのひろばイベントも行われ、まつりのフィナーレには、餅まきが行われます。
4月 | いほのしょう春まつり | 旧柳井南中学校 |
東側がサザンセトに面した伊保庄の夏は海を抜きにしては語れません。
海水浴が本格化する前の海岸では地域住民総出の清掃活動が行われます。
シーズン中、海水浴客で賑わうのは設備が整った伊保庄マリンパークですが、地元の子供たちは家の近くの浜辺でのんびり泳いだり、潜ったり。そのままお風呂場に駆け込めるのも、地元民ならでは。
7月 | いほのしょう海岸清掃 | 伊保庄地区全域の海岸 |
山が色づき始め、稲の収穫が終わると、お寺や神社で地区の秋祭りが行われます。11月に開催される「伊保庄公民館まつり」は、収穫した自慢の野菜の販売、絵画や手作り品の展示、地元芸能の発表と、地域の集大成の場になっています。
11月 | 伊保庄公民館まつり | 旧柳井南中学校 |
魚がおいしくなる冬場は釣り客を乗せた遊漁船が活躍する季節。真鯛にメバル、ヒラメ、カワハギ、アジなど、種類が豊富で味も折り紙つき。太公望垂涎の漁場です。
一方里の冬は静かに過ぎていきます。伊保庄に古くから伝わる餅つき唄を歌いながら餅を搗く様子は、冬の風物詩になっています。
2月上旬 | 三世代交流巡回もちつき | 小田小・柳井南保育所・伊保庄園 |